毎年恒例の「地域ふれあい祭り」に参加しました
毎年、恒例の11月開催「地域ふれあい祭り」に参加してきました。学童開設以来、コロナ禍を除き毎年参加しております。
今年は前日に雨天で開催も危ぶまれましたが、当日は快晴の夏日を思わせるような気温で最高のお祭り日和でした。
子どもたちの出し物
手作り品の販売
低学年は手作り品の販売を『作成〜販売』までを行いました。1年生や初参加の2年生以上は初めての体験となりました。
作成したものは名前があるのかどうかはわかりませんが、『シャカシャカストラップ』と紹介されているサイトも有りました。中に入っているビーズなどがシャカシャカと動くところがとても良い感じのストラップです。


難しいところや危ないところは大人が手伝っての制作となりましたが、自分で作成したものが売れていくことは嬉しく感じたことでしょう。
初めのうちは中々売れず、恥ずかしくて呼びかけることもできなかった人も多くいましたが、1個また1個売れていくうちに気分も乗ってきて積極的に呼びかけることもできるようになっていました。

高学年が作成した、「割り箸鉄砲」、「ポーチ」「レジンキーホルダー」も一緒に売り歩いてきてくれました。
予想以上の売れ行きに全商品が完売となってしまい、次の行事用の物までうれてしまったので、嬉しいことやら、また、準備がいることやらで複雑なところです。
ゲームコーナー
高学年はゲームコーナーの『企画〜運営』までを行いました。
内容の企画から始まり、当日のお客さんとのやり取りをやってもらいました。
「1回の金額はいくらにする?」「景品はどうする?」「ちょっと難しすぎるかな?でも、簡単にしすぎても楽しくないよね」「どうしたらお客さんが来てくれるかな?」
などなど担当ごとにあれこれと意見を出し合い企画をしていました。いろいろな意見が出る中、うまくいかないこともあり、時には険悪な雰囲気になることもありました。
何をしたら満足してもらえるか?来てもらえるか?予想しながら当日に臨む、予想していたことと当日は違ったことが起こる、大人になってから仕事をするとしたら必要なことの基礎部分になりうることですね。

当日は小さな子が来てもやさしく教えてあげながら対応ができており、お客さんも満足してもらえたのではないでしょうか?
実際にお金をやり取りし、満足してもらえるよう、たくさんの人に来てもらえるよう工夫することの経験は将来的にも役に立つ体験だったのではないでしょうか。
低学年の販売と同様、お客さんはとても多く来てくれたコーナーも有り、大忙しのゲームコーナーでした。

保護者の出し物
揚げパン・煮込み・フルーツポンチを出店
保護者の方々もお祭りに一緒に参加しています。お手伝いもありますが、子どもと一緒に楽しんで参加してくれています。
昨年も出店し大好評で完売していた揚げパン・煮込みは今年も継続して出しました。この2つはもうすでに定番になりつつあり、毎年出しても全部売り切れてしまうくらいの好評さとなっています。
もう1つのフルーツポンチは普通のフルーツポンチではなく、何と特別にわたあめがカップの上に乗っているという大盤振る舞い。わたあめとフルーツポンチが同時に味わえるという世にも珍しい品として出しました。

やっぱり1番の楽しみは
子どもたちにとってのお祭りの1番の楽しみは何と言っても
「自由に買い物ができる!!」
もちろん無限に買い物ができるわけではなく、学童のルールで金額は決まっていますが基本その範囲内ならば自由に買い物ができるという時間があります。
「私はひたすら食べ物を買う」「あのぬいぐるみ可愛かったよね」「射的やろうかな・・・」
お祭りが始まる前からも準備の段階で色々と見えているところもあったので早く始まらないかとソワソワしている人たちばかり。
始まってしばらくすると
「見て見て、これ300円で買えた!!」と大きな紙袋いっぱいに入ったぬいぐるみを買って満足そうな子どもの姿、「揚げパン2つ食べた!!」と口の周りをココアの粉だらけにして美味しそうにしている子どもの姿。
その他にも買ったものを見せ合ったり、遊んだり、思い思いの過ごし方をそれぞれがしていました。

1年生の子の中には自分1人で買い物をしたことが初めてだったと言っていた子もいて、初めての体験で自分の満足いくものを買ってご満悦の子どももいました。
今のこのご時世、特に低学年の子が1人で買い物に行くという機会も少ないと思うので良い経験になったのではないでしょうか。

舞台出演もしました
盛だくさんのイベントで舞台にも出演しました。ダンスと中国ゴマの出演でした。


準備は大変ですが
特にここ近年在籍児童も増えて来ており、まつりに参加するだけでもそれなりの準備が必要となります。
その準備の大変さももちろんありますが、その結果として子どもたちも成長へとつながっていきますし、何よりも当日はとても楽しいですし、また来年が楽しみだねということを感じる事もできます。

楽しさや充実感を良い意味で味わうことは、現代社会で安易に楽しさを味わえるゲームや動画サイトなどでは味わえないとても大切な経験なのではないでしょうか?
毎年開催されるので、さて来年はどうしていこうかな?と思いを巡らせておきたいと思います
記載:支援員T
コメント